会社の設立登記は、少しの手間と30万円程度のお金が用意できれば誰にでもできる。
国内の事業者数は、減少傾向にはあるが385万社にのぼる。そのうち中小企業が占める割合は99.7%だ。
新規開業率は4.6%と米英の半分以下と言われており、安倍政権もテコ入れに躍起になっている。
※いずれも中小企業庁調べ、2012年度の数字。
もちろん、会社を作ること自体は目的ではない。会社をつくらなければ仕事ができない訳でもない。
そして、リスクもある。
起業を阻む3大要因は、「資金不足」、「アイデア不足」、「失敗への不安」だそうだ。※日本政策金融公庫調べ
けれども、自分が代表となる会社を持つことは、単純にそれだけでワクワクする。
子供の頃、初めて自分の部屋を持った時の気持ちと似ているかもしれない。(幼稚な感覚だろうか…)
会社員ではない、人に雇われる立場ではないことの最大の特権は、すべて自分で選択できるということだ。
自分の考え・行動ひとつで何かが起こり、物事が動いていく。
どんな事業を通じて、世の中に価値を届けていけるか。必要とされる存在になれるかどうかは自分次第だ。
実現したい姿を大きく描きながらも、まずは小さくても役に立つことを生み出していこう。